2016年09月16日
ミツバチ園の2大危険生物に遭遇したら・・・!?対処法も!
こんばんは~ ファームのケイティーです
今日も、ミツバチの園へ行って来たのですが、いま園の周りは2種類の危険生物の
心配が深まっています。
一つは、マムシです。 出るんですよ~(;゚Д゚) 「マムシ注意」の看板があちこちに有り、
早速、お隣の方が被害に遭われました・・・・(-_-;)
因みに、マムシに噛まれたら、下手に噛まれた所をつまんだり、毒を出そうとチューチュー
吸いだしたりしては駄目ですよ!
良く、ドラマで毒を吸いだしてくれる男性に「まあ!素敵~💛」なんてシーンが有りますが、
ダメダメ!!口から毒が回る場合も有りますし、何よりも病院に行って治療を受ける時に
噛まれた傷口で、マムシか?そうで無いか?を判断するのですが、吸いだしたりして
傷口が消えてしまい解ら無くなると、血清を打つかどうかの判断ができなくなるんです
マムシで無いのに、血清を打つと、強い薬の為に逆に重篤化する事も有るんですって!
噛まれたら、何かで傷口付近を堅く縛って、即、病院に行きましょう!!
そして、もう一つはスズメ蜂です!
今日も、大量のスズメバチが、ミツバチを狙って来て居ました ヽ(`Д´)ノプンプン
先日、ニュースでも報じられていましたね~(T_T) マラソンのランナーが競技中に
スズメ蜂に襲われて、たくさんの人が刺された!!!って。恐ろしいですね?
実は、今のこの時期(7月から10月位まで)はスズメ蜂の活動が一番盛んな時なんです
上の写真は、今日1日に捕れたスズメ蜂の量です!1日ですよ~ッ (◎_◎;)
(気分が悪くなったらごめんなさい!写真だけ見ないでください!でもお話は参考になります)
こちらも、スズメバチに刺された時の対処法は、巣が近くに有る場合は、一度刺された事で
他の蜂を刺激して一気に襲って来る可能性が有るので、その場を速やかに立ち去り、
傷口を洗い流す。抗ヒスタミンの軟膏も良いそうですが、兎に角病院に!
あと、「おしっこを掛けると良い」なんて言うのも、ダメダメ!!嘘ですから~!
(立ち去る時の参考に、この記事も書いていますので宜しかったら見て下さい)☆☆☆
スズメ蜂は、1匹の女王蜂と働き蜂という社会性を築いているのはミツバチと同じなんですが、
ミツバチの女王蜂は3年から4年は生き続けるのに対して、スズメバチの女王蜂は
その生涯をたった1年で終えてしまいます。
正に今、巣の中では そろそろ新しい新女王蜂が生まれる準備の頃だと思います。そして、
巣の外ではオスのスズメバチが今か今かと新女王蜂の誕生を待っています。
新しく誕生した女王蜂は、10月ごろ巣の外でオスと交尾をすると、春になるのを待ちます。
そして、役目を終えて残されたハチ達は、子の後 全て死んでしまうんですよ~
たった1匹になった女王蜂は、木の根元等に穴を掘り、越冬に入ります。
そして、春4月ごろになると、卵を産み始め小さな巣を作るのですが、ここからが凄い!
最初に産んだ卵は、約1か月後の5月~6月に羽化し始めるので、後は増える一方です!
ですから、7月~10月は次の新しい女王蜂を産み、新たな世代に繫げるという一生で一番
大切な時期だと言う事になるんです!
そりゃぁ~そんな気の立ってるこの時期に、スズメ蜂に近づくと、刺されます!!
巣を守ろうとしているんです。
本来山に住む生き物ですが、最近は家の軒下にも巣を作りますから、注意が必要です。
また、肉食ですから、巣箱の周りには、ミツバチとはちみつを求めて毎日やって来ます。
養蜂家にとって、嫌~な時期でもありますが、私が可愛いミツバチを守ってやらねば!
ミツバチの巣箱に入り口に上の写真の様な捕獲機を取り付けたり、スズメ蜂ホイホイの様に
粘着質のシートを取り付けたり、対策に追われます。
そんな作業中にも、頭の上をゴー!!ゴー!!と羽音を立てて次から次に飛んで来て
怖いです!!
でも、あと少しの間なので、頑張らなきゃ(^_-)-☆ 皆様に美味しい我が家のはちみつを
食べて頂く為に・・・・・💛
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